手話通訳士

手話通訳士になるには 介護系資格
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手話通訳士とは

手話は、さまざまな手の動きによって言語を表現する技法です。障害者の社会参加が叫ばれる今日、聴覚に障害を持つ人も少なくありません。

厚生労働省の調査「平成18年身体障害児・者実態調査」によると、我が国の「聴覚・言語障害者」の数は36万人であり、そのコミュニケーション手段として、「手話・手話通訳」や「筆談・要約筆記」等が活用されています。耳が不自由なために聞こえる人とのコミュニケーションに苦労されているのがわかります。

手話通訳士

この手話を通して聴覚障害者と健聴者とのコミュニケーションをはかるのが手話通訳士の仕事です。手話通訳士は厚生労働大臣認定の資格になります。

また、手話のスキルには、聴覚障害や社会福祉に対する知識、日本語の能力が重要となります。

手話通訳士のおもな活躍の場は、福祉関連施設、市役所などの公的機関になりますが、手話通訳士としての求人は少ない状況です。今の手話通訳士の仕事はパートやボランティアが中心と言っても過言ではないと思います。

職場の多くの手話通訳士は、職場の一般的な仕事と兼務して手話通訳の技能を生かしているのが現状です。しかしながら、時代とともに職業としての社会的認知度は少しずつ高まりつつあります。

手話通訳士の経緯及び概要「厚生労働省手話通訳士HPより」

 手話通訳士とは、「手話通訳を行う者の知識及び技能の審査・証明事業の認定に関する省令(平成二十一年三月三十一日厚生労働省令第九十六号)に基づき、手話通訳技能について審査・証明事業を行う法人として、厚生労働大臣が認定した「社会福祉法人聴力障害者情報文化センター」が実施する手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)に合格し、手話通訳士として登録を行った者であり、手話を用いて聴覚障害者と聴覚障害を持たない者とのコミュニケーションの仲介・伝達等を図ることを業とする者をいう。

手話通訳士になるには

手話通訳士になるには、手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)を受けて合格し、手話通訳士として登録を行った者となっています。

手話通訳士試験は手話通訳の専門的知識と技能を社会的に公認するものですが、かなり難関で、資格取得には3年以上の経験が必要といわれています。

手話通訳士試験の概要

試験の形態

年1回の試験「学科試験及び実技試験」

試験科目

(1)学科試験

(ア)障害福祉の基礎知識:20問

(イ)聴覚障害者に関する基礎知識:20問

(ウ)手話通訳のあり方:20問

(エ)国語:20問

(2)実技試験

(ア)聞き取り通訳(音声による出題を手話で解答):2問

(イ)読み取り通訳(手話による出題を音声で解答):2問

試験の方法

手話通訳士として必要な知識・技能について、学科試験及び実技試験を行う。

(1)学科試験

出題に当たっては、すべて四肢択一方式で行う。

(2)実技試験

出題に当たっては、音声による出題を手話で解答する方法(聞き取り通訳試験)と、手話による出題を音声で解答する方法(読み取り通訳試験)で行う。

受験資格

20歳以上のもの。

※令和2年度受験の例:受験日の属する年度末(令和3年3月31日)までに20歳に達する者を含む。

学科試験の免除

第32回(令和2年度)の試験では、第31回手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)の学科試験において、合格基準を満たした者については、その申請により学科試験が免除され、実技試験のみを受験することができる。

試験の実施期間

社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター

東京都目黒区五本木 1-8-3

試験の実施日時及び試験地

試験日、試験地については、毎年3月下旬に公表する。

なお、第32回(令和2年度)の試験期日は、9月で、試験地は、東京、大阪、熊本となっていました。

※第32回(令和2年度)の試験は、新型コロナウイルス感染拡大防止により中止されました。

手話通訳士試験合格勉強方法

手話通訳士試験の合格率と難易度

受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
28(平成28年度) 1,058 119 11.2
29(平成29年度) 1,037 85 8.2
30(平成30年度) 1,105 108 9.8
31(令和元年度) 1,100 121 11.0
累計等 26,832 3,866 15.0

※累計等は第1回からの累計です。参照元:社会福祉法人 聴力障害者情報センター(過去の合格者概況)

上記の過去の合格者概況からわかるように、手話通訳士の試験は難易度が高く簡単に取得できるような資格ではないとお解りかと思います。しかし、目指したスキルのために何とか試験に合格して資格を取りたいと思っておられと思います。

どうすれば最短で手話通訳士試験に合格するのでしょうか。あります!それは手話通訳士試験合格勉強法です。専門のスクールが実施している手話通訳士試験対策講座です。

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スクール名 講座名 講座内容 期間 費用
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手話会話完成・レベル2コース 手話の学習経験が6ヵ月以上ある方に向けたスキルアップコースです。 約12ヵ月 257,040円
手話通訳実践・レベル3コース 通訳実践・レベル3コースは手話通訳、手話インストラクターなど、手話をいかした職業を目指したい方におすすめのコースです。 約12ヵ月 264,600円
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手話講座を開催しているおすすめの主なスクールです。手話通訳士を目指す方の中には、手話は初めての方や、実技の経験はあるけど学科のほうがまだ思うように学べていない方等さまざまです。

自分の今の状況にあったスクールや講座を選ぶのが最良です。ただ、キャリア・ステーションの手話会話のレベル1~3までの講座は、初めての方から手話通訳士を取得して、それをいかせる職業に就きたい方まで幅広く対応している講座です。おすすめのスクールになります。

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手話通訳士の登録状況

3,807人(令和2年2月29日現在)

手話通訳士の職場等

手話通訳士の職場は主に、介護福祉施設聴覚等障害者の手話通訳、社会福祉法人の聴覚障害者相談員、携帯電話会社で全国のショップモニターを通じて聴覚障害者などの手話通訳、市役所等で手話通訳が必要来庁者への手話通訳、ろう学校の講師、病院で聴覚障害者等の患者さんと手話通訳による診療補助があります。

手話通訳士職場

求人については、一般の職種とは違い正職員よりパート求人が多い状況です。

給与は、パートで時給1,200円から正職員では20万円~が多い状況です。

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